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2020/6/28 |
作成 |
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アンテナから電波を飛ばす力が貧弱でも、「大気のコンディション」の援助(?)と、相手局 |
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が抜群のアンテナで応答してくれるときには、なんとかなるのです。（他力本願？） |
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…とは言うものの、いったいどんな特性になっているのだろう。 |
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前々回の記事⇒ |
関連記事 |
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関連記事 |
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給電部分はいたって簡単に |
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直接給電。 |
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最近、クリップ留めの任意長 |
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のラジアルを併設しています。 |
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給電部はベランダの片隅で、 |
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そこから物干し竿まで、空中 |
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配線。 |
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外側の物干し竿がエレメント |
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として動作している（つもり） |
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物干し竿の終端から |
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緑色の電線を継ぎ足し |
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終端は、丸めて周波数を |
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調整します。 |
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給電部 |
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330cm |
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210cm |
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150cm |
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手摺にも接地 |
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420cm |
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測定してみると、いたるところに共振して |
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いるかのような結果です。 |
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とりあえず、この状態で7MHzではSWR=1.5です（驚） |
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10MHzや、24MHzでもSWR=２くらいです。 |
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電波の飛びは期待していませんが、この３BANDでは、送信機を壊すことは無さそうです。 |
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SWR値は、送信機とアンテナの整合度合を示すものですが、この値が低ければ「飛ぶ」の |
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ではありませんね。アンテナから反射されることなく、エネルギーがアンテナに供給されて |
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いるというだけのこと。アンテナから放射されているかどうかは別ですからね。 |
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このような、なだらかな周波数特性であるなら、一番強く放射されている周波数は、どのあ |
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たりなのだろう？ |
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幸いなことに、全国のアクティブな無線仲間40人でLINEグループを構成しているので、 |
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飛び具合のレポートをもらうことができています。（以前は、RBNのレポートだけでした） |
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すると、 |
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超ご近所 |
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大阪枚方 |
山形 |
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富山 |
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700m |
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7MHz給電 |
599+5db |
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届かず |
届かず |
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ー |
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（従来ホイップなら599+50db） |
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10MHz給電 |
ー |
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届かず |
559交信成立 |
599交信成立 |
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14MHz給電 |
ー |
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219程度 |
聞えず |
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ー |
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18MHz給電 |
ー |
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ー |
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519交信成立 |
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21MHz給電 |
丁度599 |
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ー |
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ー |
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ー |
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24MHz給電 |
ー |
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319程度 |
559交信成立 |
ー |
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「ご近所」からのレポートは、フェージング等の影響がなく、いわゆる「電界強度計」的なレポート |
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といえます。ホイップアンテナ運用では+50dbで届くのですが、物干しでは、ちょうど599程。 |
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つまり7MHz、21MHz給電時に約50db低いということです。 |
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大阪枚方（約15Kmほど）では、低い周波数では届かず、比較的高い周波数のほうが有利？ |
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一方で山形では、大阪には届かなくても、しっかりと届いていました。 |
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やはり、打ち上げ角が高いのでしょう。 |
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逆に受信特性としては、50dbほどのダウンが感じられません。 |
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受信では、各バンドともSメータで４～５程度低いようです。 |
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送信では、かなりロスが多く、打ち上げ角が高いので、比較的ハイバンドでのスポット的な使用 |
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に適す（＝それしか使い道がない）のかもしれません。 |
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一応７MHzに合わせていますが、LOWバンドでは、勝負になりませんね。 |
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まぁいいか。。。 BCL用として使うには十分です。 |
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。。。ということにしておこう。(笑) |
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その後【追記①】 |
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空のコンディションにも依るのでしょうが、10MHzでは、北海道と交信（ここは京都）できました。 |
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ホイップアンテナでは579ですが、物干しでは539程度でしか受信できませんでした。 |
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S=4くらい劣るようです。何分にも特性があまりにもブロードなので、実用周波数はどこなのか |
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回数を重ねながら確認するしかないでしょうね。 |
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【追記②】 |
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ローカル局JF3●●U（京都市西京区、直線距離5.5Km）さんにモニタ頂くと、7MHz、10MHzでは |
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全く届かないが、24MHzではS=1～2程度で聞こえるとのこと。やはり高い周波数のほうが、 |
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放射効率が良いと考えるのか、或いは低い周波数は軒先での減衰が著しいと考えるのか？ |
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ちなみに、その局は、7MHzの逆V型アンテナで受信した結果ということです。 |
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【追記③】 |
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ローカル局J●3D●●（長岡京市内、直線距離２Km）さんにモニタ頂きました。 |
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受信にアンテナは7、10、14兼用のバーチカル型とのこと。（受信だけなら、ということで協力） |
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28MHzの場合 |
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579 |
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24MHzの場合 |
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589 |
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もともと７MHz用を想定していましたが、24MHzと |
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21MHzの場合 |
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539 |
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10MHzで良く飛んでいるみたいです。 |
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18MHzの場合 |
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539 |
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飛ぶといっても、ベランダ内部に設置したものですから |
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14MHzの場合 |
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559 |
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「外へ漏れている」というのが正解かもしれません。 |
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10MHzの場合 |
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599+10ｄｂ |
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10MHz用として使うのが一番効果的かな？ |
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7MHzの場合 |
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569 |
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24MHzでも悪くは無さそうだな。。。 |
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