連絡

2024/10/4

作成

開催日：

2024

年

9

月

29

日

10:30

～

13:00

開催方法：

京都市下京区・梅小路公園内でのアイボー会

呼掛け：

恩返しプロジェクトメンバー

参加者

計６人

参加者：

　恩返しＰＪメンバー

ＬＩＮＥグループ

ＪＡ４ＥＧＥ

ＪＡ３ＭＭＲ

ＪＳ３ＯＳＩ

ＪＱ３ＦＰＬ

ＪＨ３ＭＫＰ

ＪＬ３ＫＵＷ

当日の様子

本当はＶＣＨアンテナをＮanoＶＮＡを使って、過去に検証実験して得た各種データを別の

角度かた再検証することで各種アンテナの目に見え難かった性能を知る楽しみになれば

と思って企画しました。

しかし残念ながら当日の天候が思わしくな

予報も雨がすぐにでも降り始めるというも

があったり、否午後からが下り坂になると

うものがあったりで１１時まで様子をもう少

見ることにしました。

結局１１時になっても予報は同じようにバラ

バラで、今回の実験を始めると最低１時間

半ほど掛かります。もしその間に雨でも降

ば実験のデータが途中から条件が変わる

となり意味が無くなってしまいます。

　そこで折角集まっていただきました各局様には大変申し訳なかったのですが、本日の

検証実験は後日に延期することとさせていただき、アイボール会兼昼食会とさせていただ

きました。

上エレメントの違いの時のデータ比較です

当日配布させていただいた資料は、

１・開発者は上エレメントに何故１．５Ｄ－ＱＥＶという同軸を使ったのか？

⇒通常の被覆ビニール電線でも共振周波数が少し上になるだけで、ＳＷＲカーブ

もほぼ同じだったので、現行品はビニール線で使っている。

　　しかし本当は別の目的があってわざと同軸を使っているのではないかと疑っています。

２・地上エレメントの動作

⇒最近発表された解析結果では、地上エレメントはカウンターポイズとしての動作を

しており、中エレメントと地上エレメントの長さの境界線上が給電線インピーダンス

が５０Ωになる点であるとの事。

　　ＭＦＪでは複素インピーダンスとしてのＸは表示されるが、誘導性か容量性かは不明。

　　ＮanoＶＮＡではスミスチャートの表示により、インピーダンスを可視化して確認出来る。

　　　標準でのＭＦＪ-２５９の測定データ

地上エレメントの各種条件（本数や展開方法）

での結果です。

（例）右はＪＨ３ＭＫＰ自宅７ＭＨｚ　Ｉ

　　のＳＷＲ及びスミスチャートを

尚、上記過去に行った検証実験では、上エレメントを変えた時の地上エレメントは草の上

に２組を１８０度に拡げて展開した状況でした。

それに比べ、地上エレメントを検証した時、地面はアスファルト上であったことから上エレメ

ントの時と明らかに条件が異なっているため、同じ条件の下で２種類の検証実験を行う事

も重要な事と考えています。

場所を同じ梅小路公園のＪＲの駅傍にあるスターバックスに移して昼食を兼ねた

交流会とし、しばし無線以外の話題も含めて楽しい一時を味わいました。