連絡先レンラクサキ：

2022/11/27

作成

先日から、実家の断捨離と銘打って中古（すでに不動の？）無線機を一気に処分

しています。終盤にさしかかり、このＲＩＧ（=無線機）を発掘！

そう、30年ほど前に譲り受け（だれからもらったか記憶にない）たもので、初めての

ＣＷ（=電信=トンツー）を体験した思い出のあるものです。

発掘（？）早々に保証認定手続を済ませましたので、移動局としての免許は取得済。

（使えるかどうかどうかは不明でも免許だけは取得できました）

マニュアル→

https://www.manualslib.com/download/693649/Icom-Ic-201.html

主要部画像　→

http://hamradio.world.coocan.jp/topi201/ic201gazo.htm

おそらく通電は20年ぶり。

通電直後から、けたたま

しい「バリバリ」音です。

近所迷惑なのでイヤ

フォンを接続しておきま

したが、イヤフォンから

の音でも周囲でも十分

聞こえました。

バリバリ音は、モード、

音量に関係なく強烈な

のですが唯一SQLを閉

じれば止まりました。

発生源はSQL回路の

前段だろうと推測。

ところが、しばらく（丸１日ニチくらい）通電していたら、バリバリ音が止トまりました。

受信機能を点検したところFMモードでは（IC910の）S＝3の信号が、やっと受信でき

るくらいでした。一回り感度が悪いといのうか、当時はこんなものだったのかな。

一方、SSBとCWでは、現用のIC910と遜色ない受信ですがCWでは逆に明瞭に

受信できています（アナログ回路の良いところなんでしょうね）

バリバリ音の再発

喜んだのもつかのま、翌日からバリバリ音が再発しました。でも様子が違う。

バリバリ音は、FMモードでは皆無、音量ツマミと連動なのです。

譲り受ウけた当時の回路図

が残っていますので、手が

かりにはなりますが。。。

バリバリ音の発生源が変

わってきたところをみると

複数個所の接触不良も

想像します。

いつのまにか、CW,SSB

モードではＳメータが振れ

るようになったし(笑)

でも、ＦＭモードでは

針が動かいんだよな。。

翌日にはバリバリ音が

解消され、その後は正常セイジョウ

①エージング

【翌週】

のようです。

まずは開梱しない範囲で、

VR回りの接触不良の疑

いから点検開始。

つまみ類をかたっぱしか

ら、動かしてみます。

oh！　半固定のブラシ部

がポロリ。

動作状況には変化を感じ

ないのですが、回路図を

辿っていけばわかるで

しょう。

（後日：VOX回路と判明）

この辺りは液漏れか？

上蓋を開けてみたら、

やはりケミコンの液漏れ

でした。

これはAF基板ですので

後ほど回路図を見ながら

影響度合いを確認する

ことにします。

あらま。。。

側面でも液漏れあり。

これはIF基板です。

受信感度に影響して

いるかもしれません。

さて。回路図と「にらめっこ」

まず、AF基板のケミコンは。、音量に影響する部分ですね。

②ケミコンの除去と、周辺の掃除

取り出ダしました。

変成器の赤アカい線が

腐食寸前のようです。

ここが腐食したら

全く音が出デない

症状を引き起オこす

ので、ここは

手が抜ヌけませんね。

ぐちゃぐちゃです。

（部品はこれから

発注）

触ったら壊れた可変抵抗は、なんだったのだろう。。

CWの調整の調整回路の一部。とりあえず致命的なトラブル箇所では、なさそうです。

さて、IF基板の液漏れは？

致命的な影響は避けられているようです。

こちらは単独の液漏れ

だけで、周囲に影響を

及ぼしていませんでした。

２本の配線が腐食して

います。

これでは断線だな。

軽くブラッシング

開封時に発見ハッケンした

2か所の部品の除去

と、影響度合いの確

認を完了。

液漏れと連携して

発生した腐食の確認

と交換部品の発注

まで。。。

では、また来週。

③交換部品の購入

【さらに翌週】

部品1個は20円ほどで、

今回の必須交換部品は

3個だけですが。

送料が600円なので、

使用箇所が多い33μFや

47μＦを多めに購入

ＩＦ基板の100μＦを取り

取り付け

プリントパターンは大丈タケ

夫でしょうか。

画像下シタ側は導通なしなの

でジャンパーしました。

回路図を追ってみると

ノイズブランカのＯＮ,OFF

の信号線のようです。

上側ガワは導通あるものの

念のためジャンパー。

こちらはＩＦ基板の出力

を伝えるものなので、

ここが切れたら受信機

が動作しない！！

Ｓメータの駆動回路は

この部分。可変抵抗

の接触不良が疑われ

るので接点復活材を

塗布

少し回マワしてみたら固結

していた感触。。。

やっぱり。

でも、ＦＭモードでのＳ

メータはほんの少し

振れるだけ

今回のＩＦ基板メンテ

は、これまでにしてお

くことにします。

次にＡＦ基板

出力トランスの一次側ガワ

の腐食が気になって

いましたが、外してみた

ら、赤線センは断線寸前。

殆ど腐食完了(;^_^A

いやー

危ないところだった。

コンデンサ２つを元どお

りに取り付ツけ

一次側ガワのリード線には針

金を継ぎ足して配線

これでどうだ！！

音量ばびっくりするくら

い大きくなりました。

Sメータも違和感ない

振れ方カタになりました。

（でもＦＭでは触れない

のです？？）

受信状況　

←動画（ＳＳＢ受信状況）

送信回路には手を付ツけていませんが、幾分パワーが出ているようです。微弱ではあるものの

ＶＦＯに応じて所定の周波数を発信していて、近傍の受信で、その信号が確認できます。

あとはＦＭモードでＳメータが振れないこと、ＣＷモードでキーインができないこと、

ＦＭの感度不足。。。。

問題が山積していますが、とりあえず受信機として使いながら、回路図とにらめっこ

して少しずつ修理ができればいいかな。

【その直後の情報！】

大阪市東住吉区のＯＭからサービスマニュアルにも匹敵するような情報をいただきました。

さらに、大阪府枚方市の「大ＯＭ」から、このあたりが怪しいと図示までいただきました。

ＦＭセンターメータが正常だとするとＦＭ基板のオーディオ出力あたりが怪しい。。。

SSBで針が振フれてＦＭでは触れないのあればこのあたりが怪しい。。。

なるほど。

④まずはSメータが動ウゴくように

ＦＭオーディオ出力であれば、具体的にはこのあたり。　0.47μFが一番怪しそう。

【Ｕ-73ってどこ？】

ＦＭモードの受信が悪い

ことと、Ｓメータが振れな

い問題は「Ｕ-73」基板

に答えがあるようですが

さて、Ｕ-73ってどこ？

資料によると裏面の

ここらしい。

４つのビスを外して

天板？を外すと

まるで弁当箱のような

完全シールドされた

ユニットでした。

これがＦＭ-ＩＦユニット

Ｕ-73です。

怪しいとされた出力

段のトランジスタは

これ！！

ですが、表面メン、裏面か

らみても、液漏れなど

の劣化の様子があり

ません？？？

東住吉区のＯＭさんの

お話しでは、当時の

ハンダは劣化しやすい

から、小さなクラック

があるかも。。。

かたっぱしからこて先

を当ててみることに

します。

アッ！

時間が無い。。。。

この続きは、来週。(;^_^A

さて、後日。。。。

全体のはんだ付けをやり

なおし。

というか、かたっぱしから

こて先を当アてる処置です。

シールド板は付ツけていま

せんが、とりあえず、

このままセットして

様子をみます。

傍らでハンディ機で送信ソウシン

するとハウリングしますが

メーターは振れません。

（動画のとおりです）

受信状況2　

←動画（FM受信状況）

【後日】

注文していた部品が

到着しました。

交換候補の部品と

予備を含フクめて多め

に購入しました。

これだけあれば

気になる部位見ミつ

けるたびに交換

作業することが

できます。

（たぶん）

①おまじない

②Ｓメータの検出部分？

③音声出力

④音声出力

⑤おまじない

今回はＦＭ-ＩＦユニットの気になる部分を重点的に、

①はおまじない。入力段でロスってないかな？

②はＳメータ検出のはず。1Ｎ60と、ありあわせのシリコンダイオードに交換

③は音声出力段。　代替品として2SC1815に交換（おっと！足の順ジュンがちがう！）

④が不良だと出力が出ないので、交換

⑤は、ちょっと気になって、交換

③のトランジスタを外し

てみてびっくり。

足が真マっ黒。

（これって錆びらしいですね）

ここまでやってみたの

ですが、若干感度が

良くなったような。。。

Ｓメータは少し振フれる

ようになったかな？程度。

また後日、考えるかぁ。。

気を取トり直して

改めて回路図とにらめっこ。

ＦＭモードのＳメータは、

こんな流れらしい↓

ＦＭ-ＩＦ基板で検出した

AGCレベルを10番PINから

出力し、同軸ケーブルを

経由してIF基板の４番

PINに繋がりＳＳＢと共通

のＳメータ信号になる

この4番PINには受信

時に約ヤク3Vが伝達され

ていました。

ＦＭモードでのみＳメータが振れないのため、ＦＭ-ＩＦユニットを疑いましたが、どうやら

そこは問題なく？メインのＩＦ基板に原因があるようです。

4番PINから入力された信号経路を眺めてみると、なんと。。。

この4番ＰＩＮを追いかけて

いくと、意図的にプリント

パターンを切り取って

100kΩが直列に挿入

されている箇所を発見。

なんでやろ？？

（回路図にはありません）

これを直結すれば

Ｓメータは振れそうな

予感がしますが、

この改造の意図は

なんだろう？？

なぜか100kΩが挿入

されている？？（朱書）

ここです

抵抗を取り除ノゾき、

直結！

前オーナーが、フォックス

ハンティングか何かで、

FMの受信メータの感度

を絞るために改造して

いたのかもしれません。

FMのＳメータ問題解決！！

FMの感度はかなり劣り

ますが、なんとか受信

できているので、次は

送信部分の修理を始め

ることにしましょう。

⑤次に送信の対策

【では、ファイナル】

開けてびっくり！

全体に劣化の雰囲気？

があって、液漏れらしき

痕跡も。。。

半固定コテイの接触も疑わ

しいので触ってみると

あ゛～

プリント面が見ミえま

せんが、たぶん、

これ

パワーが出ないことと

直接関係ないと思う

のですが。。

5番ＰＩＮと6番ＰＩＮは送受信時にそれぞれ9Ｖらしいのですが実測すると11Ｖくらい。電圧が高めですが誤差のうちか？

とりあえず、ＰＡ基板に対しての送受信制御信号は届いている模様

この基板の手前にはショートカットのジャンパーがあるのでファイナル2段の入力電流が容易に確認できました。

3PIN、4PINとも、送信時には約ヤク3ｍＡでした。（ファイナル2石イシそれぞれのコレクタ電流）

試しにＰＡ基板を外して「送信」。ＰＡ基板の有無にかかわらず微弱電波が確認できたので、この微弱電波は

TMIX基板( U-74 )からの出力みたいです。

いや、まてよ。。。

ファイナルの2石とも同じ

ような電流が流れている

けど2石とも壊れている

ということか？

ファイナルPAの前段が

TMIX( U-74)です。

【U-74　 TMIX基板を眺める】

FM-IF基板を疑っていたら

実は後段に改造痕があった

ように、ＰＡを疑いつつも

その前段も疑ってみる

という発想です。。。

眺めていて思い付ツき

ました。。。

素人感覚ですが、この

基板の出力トランジスタ

には巨大なヒートシンク

があります。(MRF604)

そうであれば、たとえ

微弱とはいえ、もっと

強い出力がありそうな

気がします。

十分なパワーがＰＡに

送り込コまれてないとい

う仮説です。

（MRF604　中間増幅)

ここがトランジスタの

足の部分。

焦げてる？

この辺りが怪しい？

取り外ハズし完了

トランジスタを取り外ハズし

てテスト。

このトランジスタは導通

がなんだか怪しい？

交換したほうがよさそう

なんだけど、入手できる

かどうか。

ところで、このエミッタ

には0.01μＦと2.2Ω

を介して接地してある。

これは回路図に無い！！　　↓

前オーナーによる改造かと思いきや、ネット上で見つけた回路図（右）には存在していました。

この個体と一緒に譲り受ウけた回路図を信じてきましたが、ここにきてネット情報のほうが、この個体に近い？らしいと認識。

このトランジスタはヒートシンクを融着？させた特殊品のようで、型番表示が見えませんが、どちらの回路図でもMRF604

なので、MRF604で間違いなさそうです。これの代替品を探サガすことにします。（あるかな）

導通が怪しかったので

昔ながらの増幅度確認カクニン。

ベース電流は流れている

のにコレクタ電流なし！

やはり壊れてた。

データシートによると

hfeは100程度らしい

が、こんな代替あったか

なあ。

あった！

手持ちで見つけた

トランジスタで代用(笑)。

これもhfe100前後みたい

なので、いけるかと。。。

（空中配線！！）

送信時にはエミッタ電流

が約50ｍＡあり、動作は

問題なさそう。

（簡易な直流値の測定）

全体を再ハンダして

Ｕ-74基板は処置完了

でも、パワーが出ない

もで、ＰＡユニットにも

着手。

これが最終終段のＰＡです。

（これを取り出ダすには、

周辺のイヤフォンジャック

を先に外ハズさないと引っ掛か

りました）

ファイナルは、これ

裏蓋フタを外してみます。

ファイナル2段のトラン

ジスタの周辺を含めて

外見上は問題なさそ

うですが。。。

ファイナルを取り外ハズし

てみたら。。

あれ？

型番が手書きです。

たぶん2SC1605A？

当然、回路図とは

別物です。

（メーカー修理でこの

ような部品を使うの

でしょうかね）

ここも前オーナーの

「技」なのかも？(笑)

hfeを実測してみたら

約5倍バイの増幅でした。

パワトラならこんな

ものかな。

とりあえず動作はして

いると思われます。

ＰＡには問題ない

かもしれない？

ということで、

ＴＭＩＸ　Ｕ-74の出力

測定。

あれ、

この段階で出力が

無い！！！！！！

出力段には50mAが

流れているはずなん

だけど、単なる直流

成分だけか？

すると、その前段の

ＦＥＴ　ＭＥＭ616の

異常か？

いまさらですが。。。

高周波プローブを製作。

手持ちのありあわせ

で簡単に作れますの

で。

ダイオードは、足が短ミジカい

ものを再利用で十分。

完成

これで高周波回路を

追っかけることに

しましょう。

ＦＥＴ　ＭＥＭ616なん

て入手できるかなあ、

と眺めていたら、あれっ！

実際に装着されている

のは3SK37

これも前オーナーの

痕跡かな。

でも3SK37も絶版の

ようで、ＮＥＴ情報によ

ると代替品は3SK45だ

そうです。

MEM616の代替品は

現存品では3SK45

ということですね。

（3SK37が正規の

代替品だったと仮定

すれば）

3SK45を注文するか

なと思いつつ、部品

箱を探サガしてみたら、

偶然にも手持ち在庫

がありました！

さっそく

3SK45に交換したら

出力は2倍くらいに

上がりました。

このFETの出力回路を

追っていくと、隣接する

トリマコンデンサとコイ

ルを経由して2SC1162

のBASEにたどり着くの

ですが、この間で信号

が途絶えているようで

す。

SWR異常時に3SK37

のゲート電圧を落とす

為の2SC372を撤去。

保護回路カイロの誤動作で

パワーストップしてい

ないかという仮説。。

この続きは来週

トリマの不良を疑い

パラにコンデンサを

セット

30ｐＦを直列では

特性的には疑問で

すが、とりあえず

確認の意味で。

でも、

これでも高周波が

伝達されない。

3SK45のパワー不足で

減衰しているので

しょうか？

悩んでいると

枚方在住のＯＭから

情報あり。

少し電圧が低めです

が、一応動作する範囲

内かな。

黒枠：受信時

赤枠ワク：送信時

すると、

前段のＢＰＦが怪しい？

そもそもK45の入力が

弱すぎるのか。

ＢＰＦはカチッとシール

ドされてます。

剥がしてみるかな。

ここにハンダクラックが

潜んでいるのかも。

と、

考えたものの、これは

MIXユニット。

ここにMIXのネタにな

る信号があるのです。

元ネタになる130MHzと

10MHzは別の基板から

送られてくるはず。

ここの前段ダンの基板を

あたることにしよう。

Ｕ-70からは10MHzあ

たりの信号が出てくる

はずですが、なんだか

微弱みたい。

Ｕ-70基板の全面再ハ

ンダ処置

おや、可変抵抗器が

破損している。

実測したら5KΩなの

で、とりあえず3KΩく

らいに合わせておこう。

あら、

回路図によると、ここは

1KΩのはず。。。

前オーナーの改造？？

それとも製造時期による

変更箇所？？

回路定数とは違うけど

まぁこんなものか。

1KΩと330Ωで

なんとなく。。

いたるところで

回路図との相違にぶち

あたるなあ。

これまで、各ユニット

を外して個別にみてき

たので、一度元通りに

戻して、「総合」結果

をみることにしようと

思います。

接点部分は磨いて。。

基板どおしの相互関係

があるので、全部接続

状態にして、改めて

全体の動作確認する

ことにしました。

ファイナルも、元どおり

に取り付ツけて。。。。

あ゛～！！

やってしまった。

BASEの足を根元から

折ってしまった。

高周波対応のパワトラ

ですから3000円くらい

するでしょう。

（そもそも代替品が

入手できるか）

そもそも、現時点ではファイナルユニットの前段のＵ-74から出力がないのでファイナルが

正常だとしてもパワーは出ません。

今後、Ｕ-74から出力が出るようになったとしてもファイナルの最終段を壊コワしたので、

うまくいったとしても、最大出力はせいぜい1Ｗ程度まで復元できるかどうかですね。

幸いにもＶＣＯは活きているので一応145MHzの電波は出ます。ただ、あまりにも弱くて

到達距離は数ｍまで(笑)。　これじゃあ特定小電力機にも及オヨばない。。。

しばらくは、受信機として様子を見ることにします。　

元通りに組み立タてて受信機として使ってみましたがどうも感度が悪くなったみたいです。

ファイナルアンプは、受信の面からみれば、フロントエンドですから、送信回路の裏返しでも

あります。どこか触ってしまったかな。

受信ができていたので、素子の問題ではないでしょう。どこかの接触不良が主要因ヨウインと考え

しばらく、様子を見る、状況を確認する、ことにします。

そういえばＡＦ基板の半固コ

定が破損していたな。

表面メンと裏面に600Ω程の

抵抗を取り付ツけて代替

ついでにＡＦ基板の全面

のはんだ付けを補修

どうやら、この部分はVOX

回路の一部のようで、

この補修でVOX回路が

機能するようになりました。

つまり。。

CW運用が可能になった

わけです。

（ただし超超チョウ微弱電波

ですが）

おや？

ドライブ段で高周波出力

が出るようになりました。

ただ、これは受信状態の

ときで、送信状態になる

と途絶える。

（えっ？　動作が反対？）

この出力がＰＡへ引き継ツ

がれます

なんだかわけわからん

のですが、ハンダクラック

の排除は、なにがしらの

変化があるようですね。

わけわからんので・・・

Ｕ-74基板のシールド

の下にもクラックがある

かも？

剥がしてみて再度ハン

ダ処理

この部分は再ハンダして

も変化を感じられません

が、何か思オモわぬところで

変化しているかもしれ

ませんね。

ここは、受信感度とは

関係ないと思うのですが。

そういえばPA基板の

再ハンダが未済でした。

受信感度の低下は

ＰＡを触ったときに

物理的にクラックを

助長した可能性もある

と思って。。。

一通り作業完了。

この半固定コテイ抵抗が

破損したままだった

ので固定抵抗で代替。

回路図では100Ωと

記載がありましたが

実測すると200Ωが

装填されていました。

実質100Ωくらいに

合わせるという意味

と解釈して

100Ωをセット。

これでいいだろう。。。

たぶん

再ハンダにより

なんとなく好転の気配

があるので、もとの

状態に復元。

3SK45を元の3SK37

に元して変化を確認

すると、変化ない。

SWR異常時の保護ホゴ

回路を元どおりに

2SC372をセット。

この2つは交換の

必要はなかったようです。

何度も付け直ナオししていた

らプリントパターンが

剥離（しますよね）

しかたなくエミッタの

接地は空中配線して

ケースに直結。

（このあたりは大胆？）

ここまでの状況まとめ

破損していた半固定コテイ抵抗は、ほぼ同定数テイスウ（中間位置と仮定）の固定抵抗に交換しました。

電解コンデンサは液漏れが確認できていた2つの他、回路構成上、ポイントになりそう

なものは予防保全の意味で交換しました。

初期からの改善点

明らかに受信音は大オオきくなりました。

ＦＭ受信時のＳメータが振れるようになりました。（前オーナーによる改造でした）

ＶＯＸ回路が動作するようになりました。

通信テスト

微弱電波ですが、隣接する受信機ではフルスケールで受信できるので、700ｍ先の

方にお願いして通信テスト。

こちらからは全く届かず。（これは、ある意味想定ソウテイの範囲）

先方は5ｗでしたが、こちらでは419～319レベル。　CWモードでの感度不足が

明白になりました。

このあとＦＭモードでもテストししましたが、以前より感度低下していることが確認できました。

（あっ！　そういえば受信アンプ基板の再ハンダ処置はしてなかったな。。）

⑥気分転換、再び受信回路に着手

さて、また来週

と、いいつつ

週半ナカばにちょっと時間

があったので受信アン

プの再ハンダ

受信アンプはこじんま

りとした基板ですが

案外外付ヅけ配線が

多いな。。。

しっかり写真を撮って

おかないと組み立タて

時にわからなくなる。

さほど多くありません

ね。

これなら10分もあれば

作業完了です。

せっせと再ハンダ。

受信感度はほんの

少し良ヨくなったような

気のせいかなレベル。

組み立タててみて、意

外なことを発見。

ＦＭの受信はできなく

てもセンターメーター

は動くようになったの

です。

音声として全く受信はできず、Ｓメータも振れていなくても、センターメーターが動くので

センターメーターの中央に合わせることで、その周波数に運用局が存在していることが

認識できるのです。音声の受信回路とセンターメーターは別回路カイロなんだな。

センターメーターまでの受信回路は正常だろうという推測ができました。

（受信アンプの再ハンダによる変化でしょうか）

一時期、受信感度は

ソコソコあったので

送信系のユニットの

保守をしてきましたが

いつのまにか受信が

劣化していました。

そんな時、

手書きでダイヤグラム

を書いてくださいました。

(注：違うかもしれ

んけど、と言いつつ

掲載を快諾。

さすが大阪枚方の

ＯＭです）

まずは

このあたりから。。

無茶ですが144MHzを

直接ＩＦへ繋いでみます。

アンテナをＩＦ基板に

直結！

受信ノイズが上昇し

感度アップを錯覚さ

せるような音です。

（10.7MHzのIF端子

に144MHzのアンテ

ナを繋ぐので、受信

できるはずはありま

せんが）

ただ

それだけの音が

聞こえるのであれば

たぶんＩＦ基板には

問題ないと仮説

できそうです。

では、もう少し

上段ダンの問題かな。

アンテナアナライザは

144MHzを発振する

ことができるので

これを代用。。。

プローブ作成前に

テスターのリード線

を使ってみます。

そのそこにノイズが

受信できました。

（漏れ電波デンパを拾って

いるのですね）

入口部分に。。。

えっ！　この位置に

リード線を当てても

受信音が大オオきくな

らない？

枚方の大ＯＭさん

から情報あり。

アンテナ線をATTに

接続してはどうか。

ＰＡ内の配線を確

かめてみるという

提案ですね。

ＰＡからはPIN

ジャックで繋ががって

います。

このPINプラグにアン

テナを接続しても

変化なし

PA内部の配線は

異常なさそうです。

ＡＴＴの入口は

こんな構造なので

手入れは困難

ＡＴＴの出口は同軸

ケーブルで、反対面

のＲＦユニットに接続

されています。

同軸ケーブルを引き

抜いて、アンテナか

ら直接ＲＦユニットへ

おっ！

感度アップ！

ＡＴＴが、本当の？

ＡＴＴだったのかな

(笑)

ならばＰＡの出口

からＡＴＴをスルー

して直接ＲＦの入口

へ接続に変更

こちらがATTを

スルーした配線

こちらが従来の

配線

さて、しばらく様子見。

AF基板で前から気に

なっていた100Ω抵抗テイコウ。

ＮＥＴの資料（画像）を

見ても、こんな抵抗

は無いし、プリント

パターンを切り取トって

あるし。。

ただ、このあたりの

配線が回路図で見つ

からず、この改造が

どこに影響しているの

か不明です

除去しても良いので

すが、ジャンパー線

で事実上の撤去！

ＡＦ基板の最終出力

のトランジスタの足が

真っ黒クロなので交換

することにします。

SSB、CWでの音量が

小さいのは、これの

不良？

2SC1312の互換品ヒン

は2SC458らしい。。。

あっ！

なんだか聞き覚オボえ

あるな。

ジャンク箱のなかに

在庫がありました。

ですが、

これも足が真マっ黒

で、劣化の疑い。。。

試しにhfeを簡易測定

してみると、どちらも

同じ程度のようです。

壊れてはないです

が、汎用品の2SC1815

で代用。2SC1815も

hfeは同じような値だ

ったので、実質変化

はないでしょうが、

ここは、予防保全と

いうことにします。

交換してみても

受信音には変化を

感じませんでした。

部品装填ミスでは

ないことが確認でき

たわけで。。。(;^_^A

足の順番が違うこと

に注意しました

一方で、このＩＦ基板

の入口も気になる

ところ

これがＡＦ基板の入力

初段の2SK19

ＦＭも含めて全体の

受信感度を左右す

るので、ここの劣化

も疑いの候補

ＢＦ256Ｂという、

聞き馴染みのない

FETで代用できると

いうことなので

交換。

この素子も足アシの順番

が違うので取り付ツけ

向きが反対。。。

SSBの受信ノイズが

小さくなりました。

感度が劣化したのか

余分なノイズが減った

のか。。。

ＲＦ基板からの入力

端子の錆びも気キになる

ピンを交換したいところ

ですが、入手もでき

そうにないので、

このようなピンを購

入して、ピンを引き

抜いて代用するし

かなさそうです。

どうも、接触不良

箇所が多いようで

故障個所の特定

をより困難にして

いると考えたからです。

ところで、大阪枚方のＯＭから新たなヒントをいただきました。

感度が悪いとはいえ、144.00～145.99まで感度がフラットかどうかと。

傍らのハンディ機で送信ソウシンし、受信してみると145.500付近ではS=3くらいありますが

144.00～145.00付近ではほとんどＳメータが振れないことが判明。

どうやら、前オーナーがＲＦ基板のIFトランスをいじっているようです。

またひとつ、やっかいな問題を見つけてしまいました。

これがＲＦユニット

です。

Ｌ2～Ｌ5まであり

ますが。。

それぞれを通過

する周波数があって

均等に並べること

によって広帯域の

バンドパスフィルタ

を構成している

らしいです。

（大阪枚方のＯＭ談）

受信感度の偏差

が生じるとすれば

特定の周波数に

特化させるとか

特定の周波数

をカットするという

前オーナーの改造

かも。。。

まぁ、それは今後

考えるとして。。。

懸案だったコネク

タピンが到着

♀ピンは一体

で成形加工され

ているのですね

ちょっと固いけ

ど。　えいっ！

ペンチがあれば

比較的容易に

抜けました

ピンの交換

こんな感じ♪

これで接触不良

から解消される

はずです。

試しに接続

まずまずかな。

問題なさそうな

ので反対側も

セット

代替ケーブルの

完成です。

こうしてみると

青くなっている

のが良くわかり

ます。

次々に。。。

抜く。。。

抜く。。。。。

こちらも青くなって

いるものが多々。

接点に問題あり

です。

ひととおりＲＦ部分のコネクタを交換して、受信テスト。

傍らで10Ｗ送信すると、Ｓメータは59+60db振り切キれました。（当たり前ですが）

ところが、しばらくして再度試タメすと、針が全く触れません。　（おや？）

受信できていないかと思いきや、けたたましいハウリングが発生していることから

実際には受信はできている訳けなので、Ｓメータの駆動回路に問題がある

わけですね。

接点の改善により問題点の特定が容易になるわけです。

遅ればせながら

ノイズジェネレータを

製作

部品6個の簡単カンタンな

もの。

手元にあった在庫か

らテキトーに探して

これくらいにまとめ

ることも可能です。

が、

配置してみると

ハンダ付けし難ニクし

そうなので

十分な隙間を開けて

製作

（実は470kΩと470Ω

を勘違いして危うく

トランジスタを破損

するところでした）

中波ラジオに近づけ

るとぶ～んと雑音が

受信できたので、

一応発振しているこ

とは確認できました。

以前製作した高周波

検知器では反応なし。

こんなもんかな？

（こんなものです、と

枚方のＯＭ）

IC-201のRFユニット

は、動作させながら

でも、検査ができます。

SSBモードで受信し

ながら、あちこちに

ノイズ注入！！

VFOから130MHzが

注入される点

（わずかにノイズあり）

IF基板への出力

（ほとんどノイズなし）

ノイズ受信最良ヨ箇所

ノイズ受信良好

上記の状態。　ＩＦへの出力（＝ＩＦ基板の入力）ではノイズはほとんど受信できず、

また、ＲＦユニットの入口付近でもノイズが感じられません（なんとなく。。程度）

途中の2か所で、ノイズを良好に受信できました。

ＲＦの混合直後あたり？　と　出力ＦＥＴのGATEあたり？　かな

こっちが表面。

ノイズ良好な点は

どこなんだ？？？

130MHz注入

ケーブル

IF基板への出力

ケーブル

表面メンと比較しても、これがどこだかわからんのだよなぁ。。

ノイズ注入しても

Ｓメータが動かな

いなら。。。

Sメータ駆動の元

回路のダイオード

を片方だけ引き

抜きテスト

矢印の先が

装填先の穴アナ

すると信号の有無

に関係なく、常時

フルスケール。。

（関係無かったか？）

でも

Sメータが動くかど

うかと受信感度が

悪いことは別。

しかもSSB、FM共

感度が悪すぎる。

受信回路を追うと

このFETの後段で

FMとSSBの受信

回路に配分される

ので、ここが一番

怪しい。

なので2SK19を

BF256Bという

FETに交換した訳

ですが。。。。

枚方のＯＭの話だと中○製セイの素子は不良品リョウヒンが多いらしいので、BF256Bが不良品リョウヒンかも

しれない。何回か別の素子と交換してみては？　と

しゃーない

せっかく交換した

けど、別の個体に

交換してみるか。。。

あれ？

ここに陥没穴！

この部品はハンダ

付けできてないぞ。

あらら、簡単に

抜けました。

これはＦＥＴの

ソース端子を

接地する220Ω

です。

これが浮いて

いるとFETは動

差しませんね。

先端に腐食が

見えたので磨き

直して処置。

ＦＥＴ交換前は

かろうじて繋がって

いたのかもしれ

ませんが、交換

の際に完全に抜けてしまったのかもしれません。この接続で感度が急上昇！！

傍らのハンディ機のパワーでもフルスケール表示するようになりました。

パワーが可変できるIC-910で試したところ、どんなにパワーを絞ってもフルスケール

表示になってしまいます。（うまくいったかも）

自宅環境ではフルスケール状態なので、実際のＱＳＯを聞いて確認することに

します。（京都では144の運用者が少スクないので、なかなか確認できないのですが）

⑦アイボールを機会に部品調達

2022.10.1

この日、久々ヒサビサに屋外

での記念局運用が

あり、参加。。。

要らないものを持ち

寄って処分市も

開催されました。

貰うつもりはなかった

のですが、

これを、貰ってしまい

ました。

置き場バに困ってるか

ら、どーぞ持ち帰カエって

くださいということで。

電源を接続したら、

動作は確認できま

した。

ただ、劣化も著しく

感度も。。

でもIC201と同時期

の144MHzリグです

から、部品の転用

はできそうです。

ここから使える部品

を頂きましょう。

（いわゆる、ドナー

ですね）

この日、枚方ヒラカタのOM

も参加すると聞き、

「おねだり」しました。

転用できそうな部品

あれこれ。

4本足アシFETは型番が

少し違チガうけど、その

まま代替品として

使えそう。

ありがとうございま

す！！！

かたっぱしから部品

交換する方法もあり

ますが、貴重な部品

ですので浪費はでき

ません。

なので、ノイズジェネ

レータを追加製作。

前回の製作品は、

せいぜい100MHzく

らいまでしか発振

しないようなので、

ダイオード式で、

もっと高い周波数

帯のノイズを発生

させる試みです。

部品を抜き差サし

しながら配置を

考えて。。。

完成！

ですが、なぜか

発振しない？？

失敗作。

回路は簡単だし

間違ってないと

思うんだけどな。

この続きは

来週にするかな。

今更ですが、

ふとした気づき。。。

RFユニットを眺めて

いたら

IFトランスのコア

の位置がオカシイ。

印とは位置が異コトな

ります。

前オーナーの

調整痕？？？

それはともかく、

とりあえず、

ノイズジェネレータの

失敗作について枚方

のＯＭに報告しておこう。

帰ってきた回答が、

「アースは？」

およよ？？

そういえばアース接

続の概念がありませ

んでした(;^_^A

アース接続すると

従前のジェネレータ

でも十分機能してま

した。

今までノイズが確認

できなかった部位で

ノイズが判別できる

ので、まずアンテナ

端子から。。。

あれ、ノイズなし？

RFユニットの入口

では。。。

ノイズがあります。

ということは、RF

ユニットより、さらに

前段に問題あり？

送信終段ユニット

の中で送受信の

切り替カえ機能に

問題があるのかも。

その他のノイズ状況

IF入口でのノイズ

受信は穏やか

VFOのミックス部分

は強力にノイズ受信

なぜかRFユニットの

シールド部分でノイ

ズを受信できる

RF入口でもノイズ

受信するが穏やか

RF入口のノイズ確認では、芯線だけでなくシールド線でも同じレベルでノイズが受信

できました。アンテナを繋いだほうが受信状況がいいことから、アンテナ線の断線と

いうより、アンテナ回路のどこかで短絡しているかもしれません。

IF入力部分よりVFOのミックス部分でのノイズが大きいことはアンプ1段分ブンの利得が

正常ということでしょう。

するとRF入口部分では、もっと強力なノイズが受信できそうですが、これが穏やか。

このことから、RFユニットの初段のFET辺りが怪しいなぁ。。。

【情報】

ここまで、悪戦苦闘？してきたIC-201復活に向けた試行錯誤について、

「恩返しプロジェクト」で発表してほしいとの主催者からの依頼を受け、

2022年10月15日にzoomを使って発表する（名目は、講師！）ことになり

ました。講師というより、参加の各局から御指導や提案などを頂き

逆に皆様が講師で私だけが生徒の立場の講演になりそうです(;^_^A

ご興味がありましたら、以下のTwitterの案内をご覧いただき、ご参加

ください。

恩返しプロジェクトHP（プロジェクト紹介、過去の講演記録等）

恩返しプロジェクトTwitter

恩返しプロジェクトとは

講演と言ってもこのHPを御覧頂きながら、失敗談、成功談をご紹介します。

ですので、開催当日は、もっと、この続きの顛末をご紹介します。M(__)m

さて。。

先週入手したTR7200G2

ですが、ドナーに成り

得るのか確認しておき

ましょう。

すげー

こんな水晶の数は

初めて見た（かも）

フィルターに問題ある

場合は、ここから転用

出来そう。

平らなタイプの半固定

抵抗もちらほら。。。

反対面が送信基板

かな。

一瞥した感じでは、

液漏れも無く、良好

みたいです。

これを壊してしまうの

も少々気がひけます

が、これを壊すのは

最終手段」ということ

にしておきます。Hi

これがファイナル

この石は使ツカわせて

もらおうかな。

（IC201のファイナル

の足が折オれたので

代替部品は必須

なので）

同じ144MHz用の

RIGなので、周波数

特性には問題ない

はずですが、定格

は調べてみないと

いけませんね。

現時点で、出来うる限りの部品調達ができたので、思いつくまま部品交換をして

もいいのですが、希少価値すら持っているような部品を無駄使ツカいしたくないですね。

部品交換を焦らず、まずは本当に疑わしいポイントを探っていきたいと思います。

では、本題に戻ります。Hi

さて、これがRFユニット

VFO入口

IF出力

RF入口

マーカ入口

これを印刷して、（回路図と見比べながら）表面の部品を書き込コんでいけば、

問題点も特定できるだろう。（枚方のOMの提案）

と。。。。。。。。。。。。。。。。　わあ。。。。。。。。。。。。。　えっ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

写真撮影中に、どこかから、焦げ臭クサいかおり！(-_-;)(-_-;)(-_-;)

RFユニットを横倒しにして通電したら、どこかショートしたらしい。

中央部のVFOからの入力ピンが甘く、抜けていたけど、この線に12Vを印加して

いまったのだろうか。

だとすると、VFOを焼損したか。いやな予感。

枚方のOMの提案！

VFOの周波数測定

してみよ。。

周波数カウンタを

持ってますので、

出来ないことはあ

りませんが、

測定限界以下の

パワーなのか、

それとも

焼損か(-_-;)

しかし、

このRIGには水晶

ソケットが4つある。

最悪、4CH固定で

使うことはできる

はず。

（水晶さえあれば）

XTALモードに切り

替え。。。

あれ？

既に水晶モード？

どうやら周波数

切り替カえと誤って

FUNCTIONを回マワし

ていたようです。

VFOモードにした

ら、VFOは正常で

した。（ホッ。。）

気を取トり直して、

一番怪しいと思う

FETがこれ。

ですが、

先日はSSBが良好

に受信できていた

ことを思い出ダすと

素子の劣化では

なく、IF基板の初段

FETのように周辺

部品のはんだ不良

の可能性もある

かと思い、思案中チュウ。

それにしても、

このFET周辺が

気になります。

オリジナル？の

画像には存在し

ないのに、ケース

部分がコンデンサ

を介して接地して

あるのです。

前オーナーの改

造？　仕様改良？

謎です。

発表会を目前して

主要部分の詳細

画像を準備してお

くことにしました。

ふと、気づき！！

意外にも透けて

見えるゾ

画像としては

うまく映りません

が、部品交換の

助けになります。

（実態配線図を

作ることができる）

基板面のオリジナル画像　↓

反転させた画像　↓

どうやって反転させようか、悩みましたが、長岡京市内に在住の「Iさん」に

助けていただきました。　TNX！

反転画像を、

透かしてなぞった

用紙と見比クラべなが

ら、実態配線図を

作成。　ふぅ～。。

←これは

部品面から見た

図面。　よし！

（回路図とも比較

してみたので、

たぶん。。。）

全体が反転して

いるので、わかり

難いのですが、

概ね、この部分。

これで、基板面メン

から、各ポイント

のチェックができ

ます。

さて、テスト開始！

おや。。。

音が聞キこえない？

あらまぁ

スピーカが断線

してました。

スピーカの配線

が、微妙に短い

ので、ときおり

引っ張パってしま

うのです。。。

この際、電線を

継ぎ足タしておこう。

これだけあれば

うっかり引っ張パる

ことはないでしょう。

念のためテープ

で簡易な絶縁

しておきます。

では、各部の電圧測定と、ノイズの反応を調べてみます。

やはり、ノイズは４段のフィルタ出口では反応がありますが、入り口グチでは反応がありません。

フィルタの構造上、ノイズジェネレータの出力が小さいので、フィルタを通過途中に減衰し

てしまうのかもしれません。

6.85V

（送0.002V）

10.80V

（送0.004V）

10.16V

（送0.004V）

0.13V

（送0.001V）

△0.01V

（送0.92V）

電圧分布では

それぞれ、それ

らしき電圧みた

いです。

IF基板のFETみ

みたいなハンダ

不良はなさそう。

4段階のフィルタ

異常はないのか。

フィルタをスルー

させてみた。

250pFですが、

これでも初段

FETから反応

が確認できず。

どうやら4段のフィルタには、問題なさそう。（というより、問題があるという

証明ができなかった）

3SK48の電圧状態からみて、このFET周辺には異常がなく、かつGATEから

何の反応も見られないことから、FETの故障と見るしかなさそうです。

と、思ったが。。。

RF入力

マーカ出力

マーカ出力は、

立派なノイズジェネ

レータの一種（？）

だから、これを

どこに当てると

受信できるかな。

J1端子が本来の

マーカ入力口

J2は、RF入力口

ですが、マーカ

出力をJ2へ繋ぐ

とS=9まで振れて

良好に受信。

3SK48のゲート端子

では、Sが振れない。

ドレイン端子では

やっと聞こえる程度。

このFETで、少しは

増幅効果がある

みたい。

J2端子端子だけ

異常に良好なのは

なぜ？？？

RFユニットを横倒ダオし

にして基板面メンのあち

こちをつついて点検

していたら、突然の

消音。。。

あ。。

○付近で発光して

うっすら煙が。

ＲＦユニットのシールド

部分がどこに接触

したようです。

発光はどこ？

ヒーシンクが覆って

いるので見えません。

部品の焼損は確実

ですが、パワトラ3つ

9本のハンダ除去が

必要です。

手間だなあ。。

パワトラ3つは、

各ユニットに対して

送信、受信の指令

として9Ｖを出力す

る機能をもちます。

2ＰＩＮの9Ｖは出力

されており、左端の

パワトラは正常。

中央は送信、右は

受信の状態で、

シーソーのように

それぞれ9Ｖ出力

するはずですが、

全く電圧が出ず。。。

先ほどの発光は、たぶん、この図面の中のどこかでしょう。受信時の9Ｖ指令は

ダイオードを経由してＡＦアンプの電源に充てられているので、消音は当然かと。

受信テスト中だったので、中央のパワトラはＯＦＦだったはず。なので右側の

パワトラ付近の問題と想定。

ＲＦ受信回路を点検中に電源を壊してしまったので、受信テストもできません。

多分星ホシ印位置で切断すれば、送信指令の9Ｖは出ると思オモうのですが、どうでしょう。

まずは、電源の復旧からです。　一歩すすんで、二歩下サがる。。　(´;ω;｀)

それにしても、発表会の朝に短絡事故とは、運が悪ワルいというか、なんというか。

しかし、回路図を

見る限カギりでは、ここ

に直接9Vを印加

しても問題なさそ

うです。

では、

9V電池で(笑)

動作するけど弱い。

負荷20Ωくらいで

実測では170mA

流れるので、これ

では電力不足。

部品箱に三端子

レギュレータが

あったはず。

よかった9Vタイプ

の在庫あり。

13.8Vから9Vを

作り出ダして供給。

（ちょうどヒート

シンクがあるから）

一応、受信でき

るようになった。

やれやれ。。

('◇')ゞ(;^_^A(^^;)

ヒートシンクは

ネジ３つを解けば

外すことができ

ました。

抵抗器が発光す

ることもあるの

かな？

「発光」したのは

ゲルマダイオード

かと思いましたが

外見は異常なし。

左側

常時9Vを出力する

中央

送信状態の時

9V出力する

右側

受信状態の時

9V出力する

図面では2SD360

ですが、中央だけ

2SD359でした。

中央だけ新しい？

（足も綺麗）

明らかに中央のトラジスタは過去に交換されています。これまで問題なく

動作していたので、問題はなかろう。。。

問題は、この周辺のどの部品が焼損、破壊？されたかということですよね。

4.7Ωをアースに

落とすと送信状態

に切り替カわる回路。

2SC372を外して

星印のところで

回路を切断すれ

ば送信状態と

して3pinに9Vが

出力されるはず。

部品外ハズしの時は

プリントパターン

剥離がつきもの

なので、あらかじめ

配線を控えておき

ます。

これだけ外し。。

外しながら基板に

記号を書き込コんで

おきました。

あとで、きっと

役に立タつ。

予想通ドオりです。

一部プリント

パターン剥離が

発生しました。

元の画像が

あるので、どうに

かできます(笑)

この状態で4PIN

に13Vかければ

送信状態として

3PINに9Vが出れ

ば中央のパワトラ

付近は正常とい

ことなんですが。。。。

この抵抗が発光

してとなりのケミ

コンを焦がした？

このゲルマDIが発光したかと思ったが

基板に記号を書き

ながら

画像反転させた

プリントパターン

図にも記入して

おきます。

4.7Ωの抵抗は

完全に焼損状態

ですが、その他

の部品は異常が

確認できません

でした。

すると。。。

パワートランジ

スタか？

2SD360です。

B-C間が極性

に関係なくゼロΩ

でした。

トラブル発生は、どこかショートさせたかと思ったのですが、実際には、

パワトラのB-C間が突然短絡状態になって、4.7Ωを焼損した？

うーん、そんなことあるのかなぁ。

2SD360は通信販売で250円/個コほど。この際、2個注文チュウモンしておこう。

ようやく入手しま

したが、少し錆サび

があります。

一応新品ですが

製造中止後の

余り物モノ在庫なの

でしょう。

組み込コみ前に

ツｴナは正常だ

と思うのですが

強引な試験！

電流をギリギリ

まで絞った上で

電圧をあげてい

き、ツｴナ電圧を

確認する。。。

どうやら11Vの

ようです。

再試験を試みた

時、うかつにも

25V印加してし

まい、ツｴナを

破損　あ゛～😢

強引な試験だ

からなぁ。。。

ただ、本来の

設計では受信

回路は9Vなの

で、前オーナが

改造した可能性

もあります。

部品箱から

10Vのツｴナを

見つけ出ダして

取り付ツけ完了。

これで受信回

路に10Vが供

給され、受信

回路が動作す

るようになりま

した。

焼損した4.7Ω

を購入するつい

でに9.1Vツェナと

ケミコンを購入。

交換部品は4ケ

所で、その他は

元通りに。

これで電気的な

接続完了ですが

出力は8Ｖ程？

送受信とも8Ｖに

揃ったわけなので

まぁいいか。。

ヒートシンクの取付

ですが、絶縁パーツ

がボロボロで。。。

これで電源を投入

してしまったので

ショート！！！

ヒューズが飛びま

した。

パワトラのコレク

タがヒートシンク

直結だったのね。。。

避難措置として、

ヒートシンクの固定

金具を撤去して、

ヒートシンクに大型

のセロファンテープ

を貼って絶縁措置。

（ヒートシンクに13.8V

が、むき出し状態ジョウタイなので）