2019/4/20

作成

いつもなら、何か形カタチができあがるのですが、今回は実験のみのアンテナ製作でした。

もともと10MHz用として一応（？）完成していたものを分解して再作成してみようと

思ったのですが、うまくいかなかったのでデータの収集だけにとどめました。

（10MHz用といっても、なんだか特性に満足できていなかったからです）

10MHz用として製作してい

たものです。（写真上）

特性がイマイチであること

と、ボビン（ペットボトル）に

対してコイルが僅かで、

もったいない使ツカい方でした。

（これだけの長ナガさのペットな

ら、7MHzや3.5MHz用とし

て再利用したいなぁ。。）

コイルを解ホドいて巻きなおし

てみました。

同じ電線を巻いて、RIGの

ダイヤルを回マワしていくと、

11MHzくらいを中心にノ

イズレベルの上昇があり

ました。

アンテナアナライザで測定

してみると9MHzくらいで

SWRが下サがるようです。

受信した感触とは周波数

が違うなあ。

9MHzでSWRが下がったと

いっても、完全カンゼンなものでは

なく、SWR=2.5くらいでした。

エレメントを縮チヂめてみたら

11MHzくらいでSWR=1.1で

した。

さっき受信ジュシンした感触で得た

周波数です。

アンテナアナライザでSWR

が下がるところといっても、

SWR=1.1程度でなければ

本当の共振周波数では

ないということですね。

では、同じ電線をスペース

巻きしたらどうなるか？

左の写真のように隙間を

空けてみると12.8MHzくら

に共振していました。

共振周波数はLとCの積で

決まりますが、その周波数

のときにインピーダンスが

50Ωになる補償なんて無

いよな。。。

【仮説】

共振時にインピーダンス

が50Ωになる固有のコイ

ルの値があるのではない

だろうか。

そこで2回転カイテン解いてみると、

13.0MHzに共振しました。

コイルが減ヘれば当然、共

振周波数は上昇しますが

エレメントを伸ノばさないと

インピーダンスが50Ωに

なりませんでした。

さらに2回カイ解くと、13.1MHz

で共振していましたが、

このときエレメント長の上ウエ

限では足りず10ｃｍ程ひげ

をつけました。

もっとコイルを切り詰ツめれ

ば14MHz用ヨウを作ることが

できそうですが、先端を

もっと伸ばさないと50Ω

を達成できないと思い、

切り詰めずに、もっと隙間

を空けて巻いてみること

にしました。

あれれ。。　なんと18.7MHz

で共振していました。

少し巻き足タしてやれば、

18MHz用ヨウとして使えるか

もしれないぞ。

いや、1MHz程を変化さ

せるには、2～3回巻マき足

す程度では無理だな。

全体的に少し密ミツに巻きな

おしてみよう。

すると18.5MHzでした。

では、もっと密ミツに巻いて

みよう（写真シャシン左）

なんと13.0MHzで共振！。

同じ長さの電線で作る

コイルでも、巻マき方によ

り、13MHz～18MHzまで

変化したわけです。

ふたたびスペース巻き

これで18.4MHｚでした。

では、

この間隔を保って、もう

少し巻き足タしてみよう。

結局全長が31ｃｍ

18MHｚでSWR=1.5程度

ですが、RIGの表示では

リSWR=1.1程度

なんだか解ワカったような

解らなかったような。。。

次回のアンテナ製作で

役に立つ結果ケッカではある

だろうと思オモいます。