直流チョクリュウ電源デンゲンで、交流コウリュウを直流チョクリュウに変換ヘンカンするためには、一般イッパン的テキには半導体ハンドウタイを用モチい

ます。今イマはシリコンダイオードが一般的イッパンテキでしょうが、以前イゼンはセレンや真空管シンクウカンを

用モチいた時代ジダイがありました。。。。。。

先日センジツ、あるところで左ヒダリの絵エのような物モノ

を見ミせていただきました。

「これ、何ナンだと思オモう？」

縦横タテヨコ１５センチ四方シホウほどの木キ板イタです。

上ウエの２つは電球デンキュウのソケット。

下シタにはコイルと、それを貫通カンツウする鉄板テッパン。

鉄板テッパンの傍ソバには接点セッテンと隙間スキマを調整チョウセイするネジ。

実ジツはコレは充電器ジュウデンキだったのです。

えっ！？　どういうこと？？？

半導体ハンドウタイはもちろんのこと、真空管シンクウカンが高価過コウカスぎる時代ジダイに、とにかく安価アンカに製作セイサク

されたものだということです。

【原理ゲンリ】

上ウエの２つの電球デンキュウは、電圧デンアツをドロップ（下サげる）させるためのもの。多分タブン直列チョクレツに

配線ハイセンしてあるのでしょう。

コイルの右側ミギガワには磁石ジシャクがあり、中ナカを貫通カンツウしている鉄板テッパンは、交流コウリュウの極性キョクセイに合アわ

せて上下ジョウゲに振動します。

特定トクテイの極性キョクセイ（鉄板テッパンが上ウエに振フれたとき）だけ、接点セッテンが繋ツナがります。

これにより半波整流ハンパセイリュウ（脈流ミャクリュウ）ができるという仕掛シカけです。充電器ジュウデンキとして使ツカうなら

平滑ヘイカツ回路カイロは不要フヨウですからこれで十分ジュウブン？というわけです。

今イマならダイオード1本ホンでできる整流セイリュウ回路カイロですが、こんな「メカニック」な方法ホウホウ

が存在ソンザイしたとは驚オドロきました。逆ギャクにダイオード1本ホンのほうが安価アンカな時代ジダイですから。。。

ちなみに、ブザーのようにビービー音オトがすると思オモいきや意外イガイにも静シズかで、

電源デンゲントランスが唸ウナる程度テイドの音オトだそうです。